2011年06月17日

幻の「採択」・置き土産

今日は、事情があって、科研費のWEBにログインしました。

たまたま「課題一覧」をクリックしたら、不採択の研究課題は予想通りなのに、「採択」と書いてある欄がありました。

何かの間違いと思いました。

これは、個人申請のほかに分担研究者として昨年の秋に何度もメールで行き来して修正をくり返した共同での研究計画でした。

残念なことに代表研究者が昨年末に急逝されました。

1ヵ月ほど前にもうひとりの分担研究者(亡くなった代表と同じ所属)から「不採択」と聞かされていました。

学内の、科研費担当窓口に問い合わせました。詳細は、先方の大学の事務に問い合わせ頂きたいとお断りをされた上での説明を頂戴しました。
平成22年度までは、研究代表者の交代は比較的緩やかに出来たそうですが、平成23年度からは、規定が厳しくなったそうです。昨年までならば、分担研究者が代表者になることが出来たのに今年度からは難しいとのことで残念です。
「採択」はされたけど「辞退」となったのではなかろうかとのことでした。後日先方に問い合わせてみようと思います。
それにしても今後もがんばるようにという研究代表者−20年にわたって保健師として現場におられて後進育成のためにと大学へ籍を移されたばかりの方でした−からの置き土産は大きいものでした。
おそらくその方にとっては初めて挑戦した科研費申請だと思います。その書類を書き直ししながら、私自身が勉強になっていました。とても才能豊かな方でした。
改めてご冥福をお祈りすると共に、今ここに生きているものとして努力を積み重ねようと思った次第です。
posted by ハセボー at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究(論文執筆、学会)